個人責任社会は成立するのか? 自由と自己責任を突き詰めた先にあるもの
老後を準備しなかった人は本人の責任、と割り切れば社会は単純になるのか。年金の議論から出発し、家族、医療、介護、貧困、偶然のリスクを通して自己責任社会の限界を考える。
考察思想・考察
税、年金、社会保障、法律と制度設計を読み解く。
老後を準備しなかった人は本人の責任、と割り切れば社会は単純になるのか。年金の議論から出発し、家族、医療、介護、貧困、偶然のリスクを通して自己責任社会の限界を考える。
管理通貨、信用創造、AI、自動化。生産能力が高まり人間労働の必要量が減るほど、『働いて所得を得て消費する』資本主義の循環はどう変わるのか。財源論から未来の豊かさまでを考える。
金と交換できる通貨から、金との兌換を前提としない現代通貨へ。日本の金本位制離脱、ブレトン・ウッズ体制、1971年の金兌換停止までをたどり、国家財政の制約がどう変わったかを考える。
通貨を作れるなら政府は無限に支出できるのか。医師、労働力、設備、エネルギー、土地、原材料などの実物資源から国家財政の限界を考える。
税は政府支出の原資なのか。国債は将来世代への借金なのか。予算制度、所得再分配、需要調整、国債市場、中央銀行、金利、インフレを一つの枠組みで整理する。
税金で国を動かしている、国債で不足分を借りている――この説明はどこまで正しいのか。会計、制度、通貨発行、実物資源という複数の視点から『財源』という言葉そのものを問い直す。
銀行は集めた預金を貸しているだけなのか。預金、銀行貸出、中央銀行当座預金、政府支出、国債を一つの資金循環として捉え、現代のお金がどのように生まれ消えるのかを考える。