電気配線におけるノイズ対策の基本
ノイズ源・結合経路・被害側の三要素で、対策の優先順位を決めます。
事実と考察を区別この記事のタイプ:実践・方法
この記事の結論
- ノイズ源・結合経路・被害側に分解する
- 配線分離、リターン経路、接地を先に確認する
- 部品を追加する前後で測定し効果を記録する
三要素で問題を分ける
ノイズは、発生源、伝わる経路、影響を受ける回路の三つが揃って問題になります。どこを弱めるかを決めると、対策が場当たり的になりません。
結合モードと代表対策
| 結合 | 手掛かり | 先に見る場所 | 代表対策 | 注意点 | 検証 |
|---|---|---|---|---|---|
| 伝導 | 電源線で同期 | 電源・GND | フィルタ、配線分離 | 飽和・発熱 | 電流プローブ |
| 容量 | dv/dtで増加 | 並走配線 | 距離、シールド | 接地方法 | 近傍界測定 |
| 誘導 | di/dtで増加 | ループ面積 | ツイスト、面積縮小 | リターン経路 | 波形比較 |
| 放射 | 距離や向きで変化 | 筐体・開口 | シールド、源対策 | 共振 | 周波数分析 |
配線を先に直す
信号とリターンを近づけ、電力線と微小信号線の並走を避けます。交差が必要なら直角に近づけます。
仮説を一つずつ検証する
対策部品を複数同時に追加すると、何が効いたか分かりません。条件、波形、周波数、変更点を記録します。
よくある質問
フェライトを付ければ解決しますか?
対象周波数と結合モードが合えば有効ですが、原因を測定せず追加しても再現性のある対策にはなりません。
更新履歴
- 2026/8/4:長い比較表を追加
参考資料
- サンプル記事のため、実運用時に規格・部品資料を追記
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